貯水槽水道施設の衛生管理
貯水槽水道とは?

貯水槽水道とは、水道から供給される水を水源として、貯水槽(※1)に貯めてから供給する水道(貯水槽給水方式)(図1)で、一般的に3階建て以上の住宅や、アパート等の集合住宅、学校・病院等に多く設置されており、貯水槽の有効容量(※2)の大きさにより、「簡易専用水道」と「小規模貯水槽水道」(※3)に分類されます。(図2)。


これらの施設(設備や水槽内の飲料水)の衛生管理ついては、水道法や条例等によって規定されており、施設の設置者・管理者が責任を持って管理しなければいけません。
- ※1:「貯水槽」とは、受水槽や高置水槽などの水を溜める施設の総称です。
- ※2:「有効容量」とは、最高水位と最低水位の間の水量(図3参照)
最高水位:越流管の越流水位(これがない場合はボールタップ等による流入停止位置)
最低水位:流出管又は揚水管の管頂から直径1.5倍上部の水位。 - ※3:「小規模貯水槽水道」は、法制上の用語ではありませんが、貯水槽水道のうち、簡易専用水道以外のもの(10m3以下)を分かりやすく、こう呼んでいます。

索 引
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